副業ブログの確定申告やり方|住民税で会社にバレない方法を管理職が正直に解説【2026年版】

税金・制度系




🦥 この記事を書いた人:管理職歴7年以上の会社員。このブログ(damekan.com)自体が副業です。アフィリエイト収入の確定申告を実際にやっている立場から、会社にバレるリスクと対策を正直に書いています。専門家ではないため、最終判断は税理士等にご相談ください。

「副業ブログの収入って確定申告が必要?」

「住民税で会社にバレるって本当?」

「20万円以下なら申告しなくていいんでしょ?」

副業ブログを始めた会社員がぶつかる疑問は、だいたいこの3つです。

筆者もまさに同じ立場です。このブログ自体が副業であり、アフィリエイト収入が発生しています。

結論から言います。

「20万円以下なら申告不要」は半分ウソです。所得税は不要でも住民税の申告は必要。ここを知らないと会社にバレます。

この記事では、副業ブログを運営している管理職が、確定申告と住民税のリアルな対処法を正直に解説します。

📌 この記事でわかること

  • 副業ブログの確定申告が必要になるライン(20万円ルールの正体)
  • 住民税で会社にバレる仕組みと「普通徴収」で防ぐ方法
  • ブログ運営で経費にできるもの一覧
  • 雑所得の計算方法と確定申告の具体的な手順
  • 管理職という立場でバレた場合のリスク

【大前提】副業ブログの収入は「雑所得」になる

まず最初に押さえておくべきこと。副業ブログのアフィリエイト収入やアドセンス収入は、税務上は「雑所得」に分類されます。

所得の種類 該当するケース 副業ブロガーは?
給与所得 会社からの給料・アルバイト代 本業の給料がこれ
事業所得 開業届を出して継続的に営む事業 △ 本業レベルの規模なら
雑所得 副業の広告収入・原稿料など ✅ 大半のブロガーはここ

「事業所得にすれば青色申告で65万円控除が使えるのでは?」と思うかもしれません。

理論上はそうですが、会社員の副業ブログで事業所得が認められるには「継続的・反復的な営利活動であること」が必要です。月数千円〜数万円の収入では、税務署から雑所得に修正される可能性が高いです。

🦥 筆者の正直な判断
僕はこのブログの収入を「雑所得」として申告しています。理由はシンプルで、まだ事業と呼べる規模ではないから。月の収益が安定して数十万円を超えるようになったら事業所得への切り替えを検討するつもりです。無理に事業所得で申告して税務署に否認されるほうがリスクが大きい。

「20万円ルール」の落とし穴|住民税には適用されない

「副業の所得が20万円以下なら確定申告は不要」

これは所得税に限った話です。多くの人がここを誤解しています。

副業の所得(収入−経費) 所得税の確定申告 住民税の申告
20万円以下 不要 必要
20万円超 必要 確定申告すれば不要(自動連携)

つまり、ブログ収入が年間5万円でも10万円でも、住民税の申告は必要です。

「少額だから黙っていればバレない」と思うのは危険です。ASP(A8.netなど)はブロガーへの支払情報を税務署に報告しています。税務署はその気になればいつでも調べられます。

所得が20万円以下で所得税の確定申告をしない場合は、お住まいの市区町村の役所で「住民税の申告」を行ってください。

住民税で会社にバレる仕組みと防ぎ方

副業が会社にバレる最大の原因は住民税です。税務署や役所から「この人は副業しています」と会社に通知されるわけではありません。

バレる仕組み

会社員の住民税は、通常「特別徴収」で給料から天引きされています。副業で所得が増えると住民税の金額が上がり、その通知が本業の会社に届きます。

経理担当者が「あれ、この人の住民税だけ妙に高いな…」と気づく。これがバレるパターンです。

防ぐ方法|確定申告書の「普通徴収」にチェック

確定申告書の第二表に「住民税・事業税に関する事項」という欄があります。

ここで「給与、公的年金等以外の所得に係る住民税の徴収方法」を「自分で納付」(普通徴収)にチェックしてください。

こうすると、副業分の住民税は自宅に納付書が届き、自分で直接納付する形になります。会社には副業分の住民税が通知されません。

💡 普通徴収のポイント

  • 確定申告書の第二表で「自分で納付」にチェック
  • 副業が給与所得(アルバイト等)の場合は普通徴収にできないことが多い
  • ブログ収入(雑所得)の場合は普通徴収が可能
  • 自治体によって対応が異なる場合がある→不安なら市区町村の税務課に電話確認
  • 20万円以下で確定申告をしない場合は、住民税の申告時に普通徴収を選択する
🦥 筆者の正直な対策
僕は確定申告の際に必ず「自分で納付」にチェックしています。管理職という立場で副業がバレると、一般社員以上に立場が難しくなります。就業規則で副業が禁止されている場合は特に慎重に。ただし「絶対にバレない」と保証できる方法は存在しません。最終的には勤務先の就業規則を確認し、許可申請できるならするのがベストです。

ブログ運営で経費にできるもの一覧

雑所得は「収入 − 経費 = 所得」で計算します。経費を正しく計上すれば、その分だけ課税される所得が減り、税金が安くなります。

ブログ運営で経費にできるものを整理しました。

経費の項目 具体例 按分の目安
サーバー・ドメイン代 レンタルサーバー(Xserver等)、独自ドメイン 100%(ブログ専用なら全額)
通信費 自宅のインターネット回線、スマホ通信費 30〜50%(私用との按分)
電気代 自宅の電気代のうちブログ作業分 10〜30%(作業時間で按分)
書籍・教材 ブログ運営・SEO・ライティングの参考書 100%(ブログ関連なら全額)
ツール・ソフト代 WordPress有料テーマ、画像編集ソフト、検索順位チェックツール 100%
取材・体験費用 レビュー記事のために購入した商品 記事に使った分のみ
交通費 取材やセミナー参加の交通費 100%(ブログ目的なら)
外注費 イラスト作成、記事の外注 100%

按分(あんぶん)とは「私用と業務で共用しているものを、業務で使った割合だけ経費にする」ことです。自宅のネット回線を100%経費にするのは無理がありますが、ブログ作業で使っている割合(30〜50%程度)を経費にするのは合理的です。

🦥 筆者が実際に経費にしているもの
サーバー代(年約13,000円)、ドメイン代(年約1,500円)、WordPressテーマ(買い切り)、参考書籍、通信費の一部。正直なところ、ブログ初期は経費のほうが収入より多いくらいです。その場合、雑所得の所得はゼロ(マイナスにはならない)。赤字を給与所得と損益通算できないのが雑所得のデメリットです。

副業ブログの確定申告 やり方【5ステップ】

ステップ①:1年間の収入を集計する

1月1日〜12月31日のブログ収入を合計します。

  • ASPの管理画面(A8.net、もしもアフィリエイト等)で「確定報酬」を確認
  • Googleアドセンスの管理画面で年間収益を確認
  • 振込額ではなく「発生ベース」で計算(12月に確定した報酬は翌年振込でもその年の収入)

ステップ②:経費を集計する

上記の経費一覧を参考に、1年間にかかったブログ関連の支出を集計します。レシートや領収書は必ず保管。クレジットカードの明細でもOKです。

筆者はマネーフォワード クラウド確定申告を使っています。銀行口座やクレジットカードを連携すると、経費の仕訳がほぼ自動になります。手作業でExcelに入力していた頃と比べて作業時間が激減しました。
▶ マネーフォワード クラウド確定申告はこちら


ステップ③:所得を計算する

収入 − 経費 = 所得(雑所得)

この所得が20万円以下なら所得税の確定申告は不要(ただし住民税の申告は必要)。20万円を超えたら確定申告が必要です。

ステップ④:確定申告書を作成する

国税庁の「確定申告書等作成コーナー」でスマホから作成できます。

  • 本業の源泉徴収票を手元に用意
  • 「給与所得」に本業の収入を入力
  • 「雑所得(その他)」にブログ収入と経費を入力
  • 各種控除(iDeCo・ふるさと納税等)も入力
  • 第二表の住民税欄で「自分で納付」にチェック(←最重要)

▶ スマホでの確定申告の手順はこちら:【実体験】確定申告をスマホでやってみた|還付金7万円が返ってきた話

ステップ⑤:e-Taxで送信 or 税務署に提出

マイナンバーカードがあればスマホからe-Taxで送信できます。税務署に行く必要はありません。

申告期限は毎年3月15日頃(2025年分は2026年3月16日まで)。

管理職がバレた場合のリスク|正直に書きます

これはネット上であまり書かれていない話です。

一般社員の副業バレと管理職の副業バレでは、リスクの大きさが違います。

管理職は「部下を管理する側」です。自分が就業規則に反していると、部下に対する指導や評価の説得力がなくなります。会社としても「管理職が規則を破っている」となれば、一般社員以上に厳しい対応をせざるを得ません。

だから筆者は以下の対策をしています。

  • 確定申告で必ず「普通徴収」を選択
  • SNSでは本名・会社名を絶対に出さない
  • 同僚には副業の話を一切しない
  • 勤務先の就業規則を確認し、許可申請が可能なら正式に申請する
🦥 筆者の正直な考え
最近は副業を認める会社も増えています。就業規則で「届出制」になっている場合は、正式に届け出るのが一番安全です。「バレないようにする」より「バレても問題ない状態にする」ほうが精神的にもラクです。ただ、まだ収益がほぼない段階で届け出るのも大げさなので、僕は収益が安定したタイミングで届出を検討するつもりです。

副業ブログの収入がまだ少ない人がやるべきこと

「まだ月数百円しか収益がない」という人も多いと思います。その場合でもやっておくべきことがあります。

①経費のレシートを今から保管する

サーバー代・ドメイン代・書籍代・通信費のレシートや明細を保管してください。今は収益が少なくても、将来収益が増えた時に「初期投資分の経費」として計上できます。

②収入と経費を月ごとにメモする

Excelやスプレッドシートで十分です。月ごとに「収入」「経費」を記録しておくだけで、確定申告の時にパニックにならずに済みます。

③住民税の申告を忘れない

所得が20万円以下で確定申告をしない場合でも、住民税の申告は必要です。お住まいの市区町村の役所で手続きできます。ここを忘れると、住民税が「特別徴収」で会社に通知されてバレる可能性があります。

まとめ|副業ブロガーの確定申告チェックリスト

チェック項目 内容
所得の計算 ブログ収入 − 経費 = 所得(雑所得)
20万円ルール 所得20万円以下→所得税の確定申告は不要。ただし住民税の申告は必要
会社バレ対策 確定申告書の第二表で「自分で納付」(普通徴収)にチェック
経費の計上 サーバー代・通信費・書籍代など。按分を適切に
申告方法 スマホ+マイナンバーカードでe-Tax送信が最もラク
申告期限 毎年3月15日頃(2025年分は2026年3月16日)

副業ブログの確定申告は、正しくやれば怖くありません。

一番怖いのは「知らなかった」「面倒だからやらなかった」で、後から住民税の通知で会社にバレるパターンです。

特に「20万円以下でも住民税の申告は必要」という点は、知らない人が本当に多い。この記事を読んだあなたは、もう大丈夫です。

▶ スマホでの確定申告の手順はこちら:【実体験】確定申告をスマホでやってみた|還付金7万円が返ってきた話

▶ 年末調整の控除一覧はこちら:【保存版】年末調整で損しない方法|会社員が知っておくべき控除一覧

▶ iDeCoの節税はこちら:iDeCoとは?会社員が絶対やるべき理由をわかりやすく解説

▶ 新NISAの始め方はこちら:新NISAの始め方|iDeCoと併用して年間50万円超の控除を実現した全手順

⚠️ 免責事項
本記事は筆者個人の体験・見解に基づくものです。税制は法改正等により変わる場合があります。確定申告の最終的な判断は必ず税理士等の専門家にご相談ください。本記事の内容に基づいて行った申告・手続き等について、筆者は一切の責任を負いかねます。
📎 参考:国税庁公式サイト / 国税庁 確定申告書等作成コーナー

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