ナマケモノな管理職(damekan.com 運営者)
- 管理職歴7年以上の会社員
- 2017年の仮想通貨ブームで売買・利益を経験
- 2018年に初めて仮想通貨の確定申告を自分でやった
- 複数取引所の履歴集計で死にそうになった実体験あり
- 実際にやってみた体験を正直に書いている
2018年2月、初めて仮想通貨の確定申告をした
2017年の仮想通貨ブームで、ビットコインを40万円前後で売買して利益を出した。2018年2月に元手を確保して利確したとき、利益は約30万円だった。
会社員の場合、仮想通貨の利益が年間20万円を超えると確定申告が必要になる。30万円の利益だから当然対象だ。「確定申告か…やったことないな」と思いながら、初めて税務署に向き合った。そのときの体験を正直に書く。
一番しんどかったのは「取引履歴の整理」だった
確定申告そのものの手続きは、実はそれほど難しくない。問題はその前の工程、売買履歴を全部洗い出して利益を計算する作業だ。
2つの取引所を使っていたため、それぞれの履歴をCSVでダウンロードして合算する必要があった。当時は計算ツールもほとんどなく、ひたすら手作業。買った値段・売った値段・手数料・日付…全取引分並べる作業は地味にしんどかった。
仮想通貨の利益は「雑所得」として申告する
仮想通貨の売買益は税法上「雑所得」に分類される。株やFXのような申告分離課税ではなく、給与所得と合算して課税される「総合課税」だ。年収が高い会社員ほど税率が上がり、利益が大きければ最大55%(所得税45%+住民税10%)まで跳ね上がる。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 所得区分 | 雑所得(総合課税) |
| 申告必要ライン | 年間利益20万円超(会社員の場合) |
| 最大税率 | 55%(所得税45%+住民税10%) |
| 損失繰越 | 現在は不可(2028年以降は可能になる予定) |
確定申告の手順【実際にやった流れ】
1取引履歴を全部集める:使っていた全取引所のマイページから、対象年の取引履歴をCSVでダウンロードする。
2年間の利益を計算する:売却金額から取得金額と手数料を引いた額が利益。今なら「Gtax」や「Cryptact」で自動計算できる。当時あれば使いたかった。
3確定申告書に記入する:「雑所得(その他)」の欄に記入。e-Taxならオンラインで完結できる。
4納税する:3月15日までに納付。うっかり忘れると延滞税が発生するので注意。
やってみて気づいた反省点
年末にまとめて計算しようとすると、数ヶ月前の取引を遡るのが大変になる。取引するたびに簡単な記録を残す習慣があれば、確定申告の作業は格段に楽になる。
また、2つの取引所を使っていたことで集計が二倍手間になった。始めたばかりのうちは取引所を1つに絞るか、複数使うなら定期的に履歴をまとめておくことをおすすめする。
2028年以降は楽になる予定
- 申告分離課税(一律20.315%)に変更
- 損失の3年間繰り越しが可能になる予定
- 特定口座のような仕組みが整備される可能性あり
まとめ:仮想通貨の確定申告で押さえるポイント
会社員でも年間利益が20万円を超えたら確定申告が必要。利益は雑所得として給与所得と合算される総合課税で、税率は最大55%だ。一番しんどいのは申告書の記入より前の取引履歴の集計作業で、複数取引所を使っている人は特に早めに準備したほうがいい。
📎 参考:国税庁公式サイト


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